2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
筬通しでは糸の順序を整えるのが大変でしたが、 それに対して次の綜絖(そうこう)に通す工程はスムーズに進みました。 今回の織り方では経糸(たていと)が藍染め糸と麻糸とで グループに分かれるようにくっきりと分かれて上下します。 イメージとしては藍…
先日織りあがった織布を水通しして乾かしている間に次の作品の 機かけを始めました。 (人によって機かけの順序は異なりますが、私は筬に糸を通す作業から始まります。) 経糸(たていと)を予定した幅になる様に筬(おさ)という道具に通して行きます。 ち…
今日はまさに真夏日といった具合で暑い日となりました。 部屋にいても暑さを感じ、たまらず今年初めて冷房を付けました。 そして棉の芽の方も先に芽吹いた芽は急に伸びてきて、 双葉の間から茎や本葉になる目の様なものが見えてきたり、 後の方に蒔いた種が…
前回ご紹介した濃い藍染め糸で織ったコースターと同じたて糸に 少し太めで色の明るい藍染め糸で織りました。 所々織り模様の向きを変え、様々な地形を流れる川の流れをイメージしました。 ガラスの器を置くとガラスの光と織り模様が合わさってより複雑な模様…
口金が届いたので仕立ての続きや、届いた型紙に合わせて織り始めたり、 と作品作りの続きをしています。 今回は次の出展に出す作品をお知らせしたいと思います。 インド藍で染めた濃い藍染めの地に、光沢のある絹糸で 宇宙に星々が広がる様子をイメージした…
次の作品のサイズに合いそうな口金と型紙がネットのお店で見つかり、 届いてからその型紙に沿って続きを織ることにしました。 そのため、今日は織りあがっていた作品の仕立てに取り掛かりました。 少し前に織っていたとんぼ織りの織り布でがま口バッグを作っ…
一作目はがまぐち作品の表布として織ろうと思い、 型紙のサイズに合わせて織り模様を織り込んでいます。 今回は波をイメージした変わり糸を境に底の部分に向かって 色がわずかに濃くなっていきます。 待ち針を打った底の部分を挟むように織り模様が入ります…
昨晩はとても強い雨と雷にビックリしました。 もう少ししたら本格的にこういったお天気の日が増えるのかと思うと、 それまでに出来るだけ早めに綿の種を蒔いておき、 芽が根をしっかり張って雨に耐えられるようにしたいと 残っている綿の種を蒔きました。 ~…
藍染め糸をメインにした作品のたて糸を続けて作った所で、 いったん機かけの作業に戻りました。 先日の藍染め糸を続けて使い、今度はグレーリネンの糸で変則的に織り模様が出る デザインにしました。 糸を模様ごとに持ち換えて杭にかけるのが難しかったです…
枇杷で染めた糸を使った経糸(たていと)づくりがひと段落したので、 他の色の糸でのたて糸も作っています。 次に作るたて糸は夏の出展に向けて藍染め委の糸をベースにしようと、 いくつかのデザインを考えながら作るという流れで進めています。 ログウッド…
先日準備していた木枠の糸で次に作る作品のたて糸を作りました。 まずは枇杷染めの糸一色で作りました。 ひとつの綛の糸から複数の種類のたて糸を作る際は、 糸が沢山あるうちに織り幅の広い布から狭く短い布という様に作って行くように しています。 この作…
~芽が出ました!~ 今日は久しぶりの良いお天気で気温も高かったからか、 少し前に蒔いたワタの種から芽がいくつか出始めていて 双葉が開きそうな芽もあって嬉しくなりました。✨ 土を押し上げて小さな芽が地表に出ようとしている様子は健気で、 見るたびに…
今回の作品が織り終わり、地直しをする段階まで進むことが出来ました。 2作目のもう片面の部分は織り模様を少し大きくしました。 バッグなどの袋物の形になった際はこの面をメインになるようにしたいと思います。 写真の調整の加減で実際より色味が青っぽい…
今月のアンテナショップが終了しました。 今月もありがとうございました。 来月は梅雨の時期という事で紫陽花や涼しげな色合いの作品を中心にしたいと 思っています。 ~2作目へ・織りの続き~ 1作目にあたる部分が織り終わり、次の作品に移りました。 今回…
本日5/14㈯よりbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まりました。 今の季節におすすめの、初夏の花々をモチーフにした作品を中心に出品しています。 お天気も回復してきたこともあり、お出かけになった際には ぜひお立ち寄りください。(^^♪ ~織りの…
明日5/14日㈯から今月のアンテナショップが始まります。 今月は写真にある、新緑、バラモチーフ(写真下右側)、 紫陽花モチーフ(写真下左側)の作品をメインにしています。 また、五月は新選組にも関連の深い月のひとつでもあるので、 新選組をモチーフに…
明後日5/14㈯から始まるアンテナショップ用の作品を搬入してきました。 作品を展示した様子です。 お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ、と思います。 そして、来月下旬からはポストカードコレクション×涼を感じる小物展が 始まります。 たくさん…
織り模様の部分を過ぎ、 「わ」になる部分に 向かって風合いや色味の異なる糸を 入れています。 糸はざくろで染めた糸で、 赤とんぼをイメージした織り模様を 引き立てたいのもあって、 少し落ち着いた色合いにしました。 そして底の部分を越えたら、 また違…
今回のたて糸はキハダで染めた柔らかい黄色ということもあって、 変わり織りに使う糸の色合いで作品のイメージを変えられます。 一作目は今回の織り方である「とんぼ織り」という名前から、 赤とんぼが舞う光景をイメージしました。 バッグ地にしたいと思い…
今回のたて糸が織り機にかかり、試し織りを経て織りの段階まで進めることが 出来ました。 試し織りをした段階で初めて分かることもあるので緊張感もありますが、 問題なくたて糸が並んでいるのが分かり、ホッとしました。 織り地のアップです。 色糸で織った…
今日は機かけの作業を再開して、たて糸を綜絖(そうこう)に通して行きました。 今回は平織りという、一本おきにたて糸が上下する基本的な織り方と 織り模様が浮かび上がる変わり織りの部分を組み合わせたいと思っていて、 予定している織り方になる様に綜絖…
機かけの作業も気になりますが、いいお天気ということもあり小さな糸束や 自分で紡いだ糸の精錬をすることにしました。 写真は小さな管に分かれている手紡ぎ糸を綛という形に纏めている場面です。 この時に使う道具は綛上げ台(かせあげだい)と言って 小管…
先日染めた糸を洗って干してみると、割と染まってくれていて ホッとしました。(写真の右から3番目に並んでいる糸です。) また、引き続き染めの下準備として綿と麻の繊維を撚り合わせた 混紡糸(こんぼうし)の綛(かせ)糸を6綛分洗いました。 先日洗った…
前回染めた糸を洗って干してみると、お昼過ぎには乾き、 柔らかいオレンジ色になりました。 夕方近くに撮ったので、陽射しの色合いの関係で 実際より黄色っぽい色合いになっています。 ~染液を無駄なく。~ 染液はというと、まだ色素がありそうなので撚りの…
ようやくお天気が続きそうな感じなので、枇杷の葉での染めをすることに しました。 今回染める糸は混紡糸(こんぼうし)と呼ばれ、 異なる素材を撚り合わせた糸です。 一般的には合成繊維や再生繊維と天然繊維を合わせた糸が多いようですが、 木綿と麻を合わ…
今月は5/14㈯からのbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店に 委託販売で出展いたします。 今月は初夏に咲く花々をイメージした作品がメインになっています。 爽やかなお天気が多く、青々とした若葉が陽に照らされている光景は 梅雨が来るまでの貴重な時期…