赤色を染める
今回はブラジリアンウッドという、
赤色を染める染料で糸を染めています。
以前絹糸を染めた時に鮮やかな赤色が染まったので、木綿でも染めてみることにしました。
木綿や麻の染めについて
木綿や麻糸などの植物の繊維は、
繊維のつくりが絹糸や羊毛のような
動物の繊維と違い、
染液に染めただけでは色が染まりにくいです。
そのため、染める前に染料との結び付きを
強くする下準備をします。
その方法はいくつかありますが、
今回は糸の染まり付きを良くしたり、
綺麗な色にするための大事な工程、
媒染(ばいせん)を染める前に一度行いました。
この事はよく「先媒染(さきばいせん)」と
言われます。
ミョウバンという、アルミ成分を僅かに含んだ液にあらかじめ浸しました。
染液を作る
何度か染料を煮出し、
その液を大きな鍋に集めて混ぜたら
染液の出来上がりです。
~染め~
いよいよ染色です。
糸に対しての染料の量は少なめにしましたが、しっかり色が付いています。(*^^*)
この瞬間はいつもドキドキわくわくします。
そしてこの後は染液が冷めるのを
待ちます。
~明日に続きます。~
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