oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

古代からの染料、刈安(かりやす)でビタミンカラーに。 ~草木染め~

  今回は刈安(かりやす)という染料で黄色を染めています。

あらかじめ媒染剤にくぐらせたこともあり、

一回目の染めですがしっかり発色してくれました。

 

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一回目の染めです。

 

 

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イネ科の草で、葉と茎の部分が染料になります。

 

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何回か煮だして染液を作ります。

 

 

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アルミ系の媒染剤を溶かしたお湯に漬けてから染めました。

 

 この染料は日本で古代から使われていて、とても歴史のある染料です。

奈良時代にこの染料で染織された反物が税として朝廷に納められ、

正倉院宝物として保管され現代に伝わっています。

 昨年の正倉院展でちょうどこの反物が展示されていて、

1300年以上経っているとは思えないほど形や色が残っている事に

驚きました。

もともとはどんな色をしていたか、とても気になります。

 

 

 一回目の染めの後、糸を冷ましたりして染まり具合を見ていきます。

 

 

  

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