黄色を染める染料のひとつとして柘榴(ザクロ)があります。
今回はその柘榴で自分で紡いだ和綿の糸と合わせて木綿の糸を染めました。
~柘榴について~
柘榴は古代から西アジアやヨーロッパなどで食用や薬用として栽培され、
ペルシャ絨毯づくりでは黄色を染める染料のひとつとして使われています。
そして日本には平安時代に中国から伝わってきましたが、
日本では主に観賞用として育てられているようです。
果物の皮や実が染料になっていて、染料屋さんで購入しました。
~柘榴で染める~
染料を2~3回煎じた液を足して染めていきます。
(染める前に下準備としてミョウバンという、
アルミ系の成分をわずかに含ませた液に浸して置いて
色が染まりやすくしておきました。
この作業を先媒染(さきばいせん)と呼んでいます。)
媒染が終わり、糸を染液に浸けていきます。
染め液に浸していくと先媒染していたこともあり、すぐに色が染まり始めました。
しばらく焚いたら火を消して、一晩かけて色素をしみ込ませていきます。
明日どんな感じに染まっているか楽しみです。🎵
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