少しずつ作りためていた、
五節句シリーズのしおりが揃いました。
一般的には「人日(じんじつ)の節句」というよりは
「七草粥」の言葉のイメージが強いです。
一年の始まりにその年の健康を願って、
春の七草を食事に取り入れる行事です。
しおりでは明るい緑色の織り地で若草をイメージしました。
反対側は葉をイメージして綾織りの斜めの部分を
若葉の葉脈に見立てました。
🌟七月:七夕(笹の節句、星祭り)
昔の暦では星が良く見える時期であったことから、
織姫と彦星の星の伝説が有名です。
織姫にあやかって機織りの腕が上がる事を始め、
広い意味で学業や習い事の上達を願う行事の意味合いが
強い印象があります。
織姫は星座では琴座にあるベガという星に当たることから、
琴座をラメ糸でステッチしました。
そして、反対側には彦星(アルタイル)を含む鷲座を
ステッチしました。
また房にもステッチに使ったラメ糸を加えました。
菊の花の生命力に延命長寿の願いを込めて
美容面や食など様々な場面で菊の花を採り入れていたことから
菊の節句とも言われます。
菊の花をイメージしてはっきりした色合いの
織り地を組み合わせて作りました。
反対側は菊の葉の深い緑色をイメージしています。
五節句はもともと中国から伝わった思想です。
後に日本の風習が加わり時代を経るごとに、
形を変えながら健康や長寿、家族の幸せといった様々な願いを込めて
伝わってきた行事ということが改めてわかりました。
このシリーズはそれぞれの月に合わせてアンテナショップに
出展していく形にしようかと思っています。
もしお目にかかったらご覧になってみてくださいね。
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