お天気が続いていたので染めの方もしようと思い、
キハダの染めをしました。
今回は先日洗った糸とはまた違う木綿糸緑に染めるための下染めとして
黄色を染めていきます。
不思議な事ですが一回で緑色が出る染料はなかなか無く、
黄色に染めた糸を藍染めで染める、
または藍で染めた糸を後で黄色に染めるという方法で染める場合が多いです。
染めの手順
~染液を作る。~
まずは量った染料を煮出して濾し、それを2~3回分集めて染液にします。
きはだは木自体が黄色く昔から染料として使われてきました。
濾しているところです。
~媒染(ばいせん)する。
染める前に色付きを良くしたり、しっかり色が出る様に
ほんの少し金属の成分を含んだお湯に漬けておきました。
~染め~
いよいよ糸を染めていきます。
先に媒染をしたことで、わりとはやく染まりだしました。
煮出したり染めている時は染料の良い香りがして、
気分が落ち着きます。
香りも楽しめるのは草木染ならではという気がします。
この後はしばらく置いてじっくり糸に色素をなじませていきます。
~iichiのお知らせ~
また、iichiにはくるみボタンのネックレスを追加しました。
織り地と刺繍で花が舞う春の風景を表しました。
台座はあすなろ手芸店さんのくるみボタン用のパーツで、
木の良い香りがしています。
コードの長さは50㎝とアジャスターの分が加わり、
長さを微調整できます。
ボタン自体の丸みと刺繍した糸の厚みが加わって小さいですがボリューム感のある
雰囲気になりました。
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