準備が出来た作品から仕立てを少しずつ進めていて、
それぞれに持ち手や口金を付ける前の段階になるように揃えていくようにしています。
そして仕立てがもう少し続くので、今回も染織関連の展示や図録について
ご紹介したいと思います。
📙染織関連の展示の図録・2
〇The KIMONO Styled&Restyled
ファッションとしてのきもの 1300年
京都経済センター
京都市にある産業会館が新しく出来てその時に開催されていた
日本の服飾の展示です。
各時代の再現されたり資料として残っている衣装を
人形が来た形で展示されていて、
日本の服装の移り変わりやその多彩さが良くわかって勉強になりました。
また、一部の資料を除いて写真撮影が出来たことも嬉しく、
その都度確認しながら撮影を楽しみました。
ちなみに下の写真の衣装は今年の大河ドラマの時代に当たる
鎌倉時代の女性の衣装です。
現代の着物に比べて身幅が広く、また帯も細めで4前の方で結んでいて
ずいぶんと印象が違うように感じました。
鎌倉、室町時代は武家の時代で周りの環境が変わりやすいということもありますが、
全体的に女性も動きやすい服を選んでいたのかな、と思います。
高貴な女性は写真の様なベールの付いた大きな傘を被ることで
外出をしたりしたようで、この傘を被っている姿はこの時代を描いた
他の時代劇でも見た覚えがあり、どこか懐かしい感じがしました。
〇グァテマラの織物
天理参考館
常設展を観に行った時にミュージアムショップで購入した図録です。
当時の展示はみられませんでしたが、
南米のグァテマラの織物や織り方が紹介されていて
腰機で織る織物の多彩さや技術の高さを感じることが出来ました。
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