仕立てが少しひと段落したところで、再び綜絖(そうこう)にたて糸を
通すことにしました。
縞模様の場合は糸の並びがはっきりしているので、
変化があって作業が進みやすかったです。
通し終ったら、あとは糸の両端を機に繋いでいきます。
大分織物の全体的なイメージが分かってきました。
ここによこ糸の色合いが加わり布になるとまた雰囲気が変わりますが、
多めに入っているクリーム色の糸が縞模様をマイルドな雰囲気にしてくれそうです。
📝糸へんメモ:織物をデザイン&下準備する時に使う言葉
織物を作るはじめの段階で、織物の種類によっては機にかける前に
糸などに加工をして下準備をすることもあります。
今回はそういった場面で使うことの多い言葉を少し紹介します。
縞割(しまわり):縞模様や格子(チェック)模様の織物を作るにあたり、
どんな色の糸を何本並べるかを決めます。
括り(くくり) :絣の織物や染め物を作る際にする工程です。
模様として白く残したい部分だけを糸やビニールテープで
しっかり括ってから染色をし、織物の場合は機にかけます。
織物では模様によって、たて糸やよこ糸(もしくはその両方)を
括ります。
ハンドカード& :羊毛を繊維の状態で染色し、単色または複数の色の羊毛を
糸紡ぎ たくさん針の付いた道具で櫛で混ぜて(ハンドカード、
(羊毛) またはカーディング)糸に紡いでから織ります。
糸を紡ぐところから自分でするので、
より作り手さんの個性が表現できます。
織物の種類や地域によって工程の呼び方は様々なので、
他にもどんな工程があるのか今後も探してみたいと思います。
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