出展の準備のためにこの前久しぶりに手芸材料を買いに大阪に出たので、
その時に阪急の梅田店に足を延ばして染織に関する展示を観る機会がありました。
9階のイベントがよくあるスペースではいくつか興味深いイベントが
開催されていて、染織の歴史が分かる展示や古代から使われる染料での
染織品の展示がとても勉強になりました。
まずは植物で染められた染織品の展示を観ました。
それぞれの染料とそれで染めた糸を使った鎧や兜、また鎧の肩当手等が並んでいて、
とても新鮮で印象的でした。
以前奈良で観た春日大社の宝物の展示の中に平安時代から鎌倉時代にかけての
武将が奉納した鎧兜があり、鎧兜にしてはとても鮮やかな色合いだったのを
思いだしました。
こちらの展示は20日まででした。
そしてこちらは日本の染織の歴史についての展示です。
「日本の染織1400年展」という、古代からのそれぞれの時代の代表的な染織技法で
作られた染織品をじっくり見ることが出来、
特に今ではなかなか再現できない技法で織られた織物に見入っていました。
そしてこちらの展示でも鮮やかな色の鎧兜が展示されていました。
今の大河ドラマにもこういった形の鎧兜が観られて、
印象的なシーンが浮かんできました。
こちらの展示は6/27㈪までと若干日にちにゆとりがありました。
コロナ禍になって以来手芸店をいくつかまわったり、
こうして百貨店に行ったりしたのは久しぶりだったのでとても良い刺激になりました。
まだまだ感染対策は続くものの、実際に足を運んで物を見たりすることの
大切さを改めて感じました。
その手芸店にしか無いパーツや道具があったり
通販だといまいちサイズ感や色合いが掴めないものもあるので、
やっと買えてスッキリしました。
お店では新しい表現の手芸に出会うこともあるので、楽しい発見もできます。
はやくもう少し安心して行動が出来るようになって欲しいと
心から思いました。
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