来月のアンテナショップでの実演に向けて実演に使う綿の準備を
始めました。
今年も天候不順や暑すぎる日が続いたのでちゃんと実が付くか心配でしたが、
何とか無事に実を付けてくれました。
綿の種には繊維がしっかり付いているので手で綺麗に分けるのは
とても難しいです。
そのため昔の人々はローラーで挟んで分ける
綿繰り機という道具で綿と種を分けていました。
種は硬く丸みがあるのでローラーの手前に残り、
繊維だけが擦れながら奥に絞り出すように送られます。
写真は昨年の様子です。
数年前卓上で綿繰りが出来る、とても小さいサイズの綿繰り機を購入しました。
そして今年は綿と実を道具を使って分ける綿繰り(わたくり)という
工程の実演もしたいと思い、糸紡ぎに使う綿には元からある綿も足すことにしました。
綿打ち
綿の繊維ははじめムラがあるので弓や櫛などを使ってほぐし、
その綿を繊維の向けを揃えてシート状のものを作ります。
↓
じんき・または篠巻き(しのまき)作り(地域によって呼び名が色々あります。)
シート状の綿を筒状に丸めます。
その端から繊維を撚り出して糸にしていきます。
実演までに少しずつこの篠巻きを作ってためておきます。
私は11/13㈰に実演いたします。
会場ではハンドメイド作品の販売に加えて
土日に様々なワークショップや実演が開催されますので、
ぜひお越しください。(^^)/
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