前回の作品が空を中心に風景をイメージした作品だとすると、
今回は同じ織り方で織った織り地に若葉のボタンを合わせることで、
雲間から差し込む明るい陽射しを受けて春を待っていた若葉が
雪の下から芽吹いている様子をイメージしました。
また、口金は押し口金と言って、持ち手の下のプレートを奥に押すことで
開く形になっているので、手の力が入りにくい方にも少しの力で開けられます。
ちなみにボタンがある方がメインの場面で、
この状態でプレートを奥に押して開けます。
前回の作品が空の光景を描いたものに対し、目線を大地に移して
また違った自然の変化をイメージしました。
(口金を開けるためのプレートの位置から、どことなく太陽の様にも見えたりするかも?)
ボタンは奈良のボタン作家 to moon さん作の樹脂ボタンを使わせていただいています。
そして反対側は雪をイメージした白い部分が若干多めです。
今回はカンが付いているので織り糸で作ったタッセルをチャームとして
付けています。
中の方は前回と同じ模様になっています。
サイズは前回と同じ口金の幅が12㎝で、ハマラボさんの型紙で作りました。
今回の作品も時機を見て作品展やイベントといったところで出品しようと
思っています。
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