先日刈安で染めた糸ですが、数時間くらいですが外で干して水気だけでも
取ることができました。
先に発色させたり色止めの作業をしていたこともあり、
しっかり色が染まっていてホッとしました。
途中から雨が降って来たので慌てて取り入れ、家の中で干しています。
同じ染料でも糸の太さや撚り具合で染まり具合も異なっていて面白いな、
と感じました。
糸が乾いたら細い方(写真で左の方の糸)をたて糸中心に、
そして太めの糸をよこ糸に使いたいと思っています。)
~黄色の染料の染まり方~
ひとくちに黄色の染料での染めと言っても、染料の持つ色素によって
黄色の色味に違いが出てきます。
これまで私が黄色の染料で染めたで感じた色味の違いをざっくりとですが
まとめてみました。
~黄色の染料の色味~
青みのある黄色(レモンイエロー系):刈安(かりやす)やチガヤといった草系
赤みのある黄色(山吹色っぽい黄色):くちなし、えんじゅといった種子や果実系
鮮やかでシンプルな黄色 :ウコン、きはだといった樹皮や根っこ系
黄色を染める染料は色々な植物の、様々な部分から色素を抽出できることもあり、
古代から染料として生活に取り入れられていたようです。
(もとは薬や調味料として使われていた植物が、染料としても使われることも
多いです。)
そして今でも生活に馴染んでいる植物もあるので、
植物で染めた衣料や香辛料などを見かけたらそういった植物とのつながりや
歴史に思いをはせてみるのもいかがでしょうか。
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