ひな祭りになるとより春が近づいてきたように感じられます。 昔からお雛様を彩る桃の花や緋毛氈といった華やかな色合いを見ていると、 不思議とワクワクしてきたのを思い出します。 ~たて糸づくり・整経(せいけい)~ さて、今回は少し大きめの織り地にし…
ひな祭りは桃の節句と言われることから、 桃の花の色合いに近い色合いの糸を次の作品に 使ってみたいと思います。 この色合いは茜で染めていますが、 チタンという金属を含んだ液で媒染して染めたことで 青みのあるピンク色に染まりました。 (普段ミョウバ…
早いもので今日から3月に入りました。 今月は3/13からのbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店に 委託販売という形で出展いたします。 先月に引き続いて出品する梅をテーマにした作品などに加え、 先日ご紹介したオレンジ色系統の作品も出品いたします。 …
テレビを見ていると大河ドラマで藍染めや藍葉の栽培の場面が出ていて、 藍染めの色の綺麗さや当時の藍葉栽培の苦労が描かれていて 見入っていました。 少し前本屋さんで藍染めキットがセットになった本を見かけ、 驚くとともに不思議と嬉しくなりました。 ~…
今回は口金の金具のデザインとうさぎのボタンから 花畑にうさぎがいる風景をイメージして作りました。 小学校で飼育係でうさぎの世話をした時期があり、 とても愛着があり好きな動物です。 うさぎ形のプレートを押していただくと口が開くタイプの口金で、 内…
前回ご紹介したガーベラをイメージしたがま口と同じデザインで、 サイズが少し大きいポーチが出来ました。 口金派の幅は13㎝で、持ち手の下のプレートを押すことで 開くタイプの口金です。 反対側も同じ模様です。 中布を変えて雰囲気を少し変えています。 …
先日織りあがったマフラーの糸端は房にすることが多いです。 ~房を作る~ 房は一定数の本数を2組作り、その2組の房を更に撚り合わせていきます。 次は糸束を撚る方向を始めに作った時とは違う方向に 撚っていきます。 (はじめの2束の糸束が時計回りに撚っ…
今回の作品が織りあがり、機からおろすことが出来ました。 今回のように長さのある布が織りあがった時は、 いつもの織り地とはまた違った感動があります。 緯糸(よこいと)の端を布に入れ込み、 これで織り終わりとなります。 布になった部分が織り進むごと…
機に掛けた経糸の織りを始めました。 今回は地の糸で織り、たて縞の織り地に織っていきます。 よこ糸を板に巻き、一段ずつ慎重に織っていきます。 縦縞には織った時に模様に立体感が出ていたら良いな、 と茶綿の糸を挟むように地の糸より少し濃いめの糸を入…
春に向けたがまぐちがひとつ出来ました。 茜とキハダを重ねて染めた色でガーベラの花の色をイメージしています。 ガーベラには前向きが花言葉が多く、またオレンジ色という色にも 人を前向きな気持ちにさせてくれる意味合いがあるということで、 卒業や就職…