oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

日記

はた織りスタート。 ~織り~

昨夜様々な地域で地震があり、揺れの大きかった地域にお住いの方々は 大丈夫でしたでしょうか? このところ大きな地震が続いているので、いつ自分の地域で起こってもおかしくない という意識を常に持って過ごさなくてはいけないのだと、 改めて痛感させられ…

機に掛かり、試し織りへ ~織り付け、試し織り~

綜絖(そうこう)に通ったたて糸をいよいよ織り機にセットしていきます。 この工程は「織り付け」と言われています。 はじめは織り終わりにあたる方の糸端を均等に分けて織り機に付いている棒に 結び付けていきます。 この鉄の棒の元には千切(ちきりと読み…

アンテナショップと綜絖通しと季節の花

今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 今月もありがとうございました。 来月からは少しずつ初夏から夏に向けた作品に移り変わる予定です。 今日は夏を思わせるくらいの陽気になり、急な季節の移ろいに戸惑いを感じつつ 過ごしてい…

筬通しが終わってほっと一息。~筬通し~

昨日に引き続き、筬に糸を通して行きました。 今回も無事設定した通りに糸を通せていてホッとしました。 次回は綜絖(そうこう)という織り機に付いている部品に経糸(たていと)を 通して行きます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いし…

1本1本慎重に・・・。 ~筬通し(おさとおし)~

次の工程は筬通し(おさとおし)といって、 作ったたて糸を筬(おさ)という道具に設定した布幅になる様に 端から一本ずつ通して行きます。 (この工程は人によって異なり、私が習った方法で作業を進めています。) 筬には等間隔の細い隙間が櫛の様に並んで…

いざたて糸づくりへ。 ~整経(せいけい)~

糸が木枠に巻けたのでたて糸を作って行きます。 このたて糸を作る工程を、たて糸を整えるという意味で「整経」(せいけい) と言います。 この工程では木枠に巻いた糸を束ねて整経台(せいけいだい)という 織り道具の杭に必要な本数になる様に往復しながら…

原始機の作品展を見に行きました。

今日は奈良県生駒市の図書館のギャラリーで展示されている、 原始機を研究されている会員さんの作品展を見に行きました。 原始機は下の図の様に2本の棒と体を使って糸を張り、 様々な織り物を織っていきます。 織り機の構造はシンプルですが、基本的な平織…

引き続き糸を準備。~糸巻き~

ゆっくりではありますが、引き続きたて糸に使う赤い糸を巻いています。 あと3枠分の糸を巻きます。 (ちなみに木枠はアンティーク屋さんや織り機の道具屋さんで買ったりした 中古の木枠を使うことも多く、織り元さんの屋号らしきものが書かれているものには …

ほのかに香る染料の香りに癒されて。 ~たて糸巻き~

織りあがった布を水通しして乾かす間に、 赤い糸での経糸(たていと)づくりの準備を始めました。 経糸をつくるためにはなるべく多くの木枠(人によって大きめの木の管を 使う場合もあります。)に糸を巻き分けて、 その糸を束ねてたて糸を作って行きます。 …

織り終わってほっと一息。 ~織り~

今織っている織り地がようやく織りあがり、機から外しました。 今回の織り地は体調不良で織りを中断したこともあり、 織り終えるまでにずいぶんと時間がかかってしまった分 織り終えた時や織り機から外す時の感慨はひとしおでした。 最後の部分は小物用とし…

両面の景色が登場。

テレビで紫式部にゆかりのある桜の名所を紹介していて、 平安時代の様々な文化もあわせて紹介されていて見ごたえがありました。 また、その中で平安時代の色合わせて「重ねの色目」や衣装が紹介されていて 見入っていました。 改めて当時の人々の色彩センス…

桜並木と菜の花の風景をイメージして。

今織っている織り布が少し織り進み、織り模様の部分まできました。 今回は途中で桜の花をイメージして淡い紅花染めのピンクの糸を織り込み、 黄色と緑の変わり糸と組み合わせて桜、菜の花が咲く並木道を 表現出来たらと思いました。 織り模様の拡大部分 また…

糸巻きが先か、織りが先か。

次に作る作品のたて糸をあらかじめ糸枠にに巻いてしまうか、 今織り機に掛かっている作品の織りを先に織るかで迷ってふと手が止まりました。 どちらも取り掛かりたい作業でしたが、やはり織りの方を先にすることにしました。 とはいっても、体調不良でしばら…

小さな織り機で苺スイーツをイメージ。

今回は「ぽけおり」という小さな織り機での織りをしています。 今回のたて糸は淡いピンクの毛糸で、よこ糸に赤の綿糸やピンクの毛糸を 織り込み、苺ケーキやムースといった苺スイーツの色あいをイメージしました。 この小さい織り機はとても小さいので、出先…

丸と四角のコースターで春を感じる。 ~織り~

今日は久しぶりに少し暖かい日になり、ホッとしました。 お彼岸の時期というのに、なかなか春らしい陽気になりませんね。 今年の春は本当に待ち遠しく、少しでも春を感じられそうなものを 作ったり、見たり食べたりしたくなります。 ここ最近簡単な織り機で…

丸の次は四角。 ~織り~

今度は簡単な織り機で四角い織物を織ることにしました。 配色は円形織り機で織ったコースターと同じで、 どう色合いが変わるかを見たいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。…

春色のまん丸コースター ~円形織り~

三月も半ばというものの、冷たい風の吹く日でしたね。 昔から「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がある様に、お彼岸が終わる頃には もう少し春らしいお天気になって欲しいものですね。 さて、この前から織っていた円形織りのコースターが織り終わり、 織り機…

少し濃いめのピンクで桜餅風味? ~円形織り~

ある程度緑の糸で織り進んだところで、桜の花をイメージした毛糸を織り込みました。 ピンクの毛糸の色合いが少し濃いめという事もあり、 見方によっては河津桜の花の色合いや関西風の桜餅(道明寺粉を使った、 おはぎの様な感じの桜餅の方)の色合いにも見え…

少しずつ春色で。 ~織り~

体調不良の原因になっていたところの治療がひと段落して、 少しずつですが作品作りを再開できるようになって来ました。 今回はもうすぐ桜の時期という事で、 桜の花と若葉をイメージした配色でコースターを作ることにしました。 はじめは黄緑色の糸で葉の部…

今月のアンテナショップが終了しました。

今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 今月もありがとうございました。 来月は桜をモチーフにした作品を メインに出品する予定です。 また、今日は東日本震災から13年。 この13年の間にも多くの大きな地震が 起き続けていて、危機…

関西の春とお水取り

このところ寒暖差が強く、 その度に関西(特に奈良周辺?)では 東大寺のお水取りが終わったら ようやく春がくると耳にすることがあります。 行事の期間は3/1~3/14で、 二月堂のなかで練行衆と言われる僧達が 世の平安等を秘仏の観音様に祈ります。 このお水…

桃の節句とうさぎの日?

早いもので今日はひな祭り、 またの名で言うと上巳の節句ですね。 ひな祭りは昔から春を感じられ、 好きな節句です。 この時期には梅、桃、桜といった華やかな春の花々にあわせ、ひし餅や (気が早いですが)花見団子のおやつの色合い から作品のイメージが湧…

四角と丸の春向けちょこっとコースター

先日織っていた、簡単な織り機で織ったコースターが織りあがりました。 右側の四角い方が今回織ったコースターです。 たて糸の密度が織っているうちにまばらになっていったのが気になりましたが、 織っている間は無心になれて楽しかったです。 最後の方はた…

簡単な織り機で試し織り。

今日はとても暖かく綺麗な青空となり、咲き始めた梅の花や春の花も より明るく綺麗に見えて一気に春らしさを感じました。 今回は簡単な織り機を使って春らしい小物を作ってみたいと思います。 糸は市販の毛糸です。 まずは黄緑色で少し織り、他の色と組み合…

アンテナショップの搬入に行ってきました。

今月のアンテナショップに向けて作品を入れ替えに行きました。 今月からは春に向けた作品に変わり、作品からも春を感じていただけたら 嬉しいです。 菜の花や春の花畑をイメージしたがまぐち 星座のブローチも今月から春の星座に。 紅梅をイメージした少し大…

3作目の織りと平安時代にまつわる本

3作目に入り、少しの間はこれまでの作品と同じ糸で織っています。 織り模様を入れ込む段階で淡いピンク系統の糸を織り込んでいこうかと 思っています。 2本目に打っている待ち針は次の作品の出来上がり部分で、 待ち針の間の幅は縫い代になる予定です。 そし…

高機の2作目&ミニ織り機のミニ織り布が織り終わり。

寒い日が続きますが、今日は節分ということで気分が少し春に向かっているようで 気持ちが明るくなります。 今日は節分にちなんで巻き寿司を食べ、節分らしさを感じました。 さて、作品作りの方は高機の方も少しずつ織り進め、 2作目の部分を織り終わりました…

ふんわりした糸でほっこり。 ~ミニ織り機~

今回はミニ織り機「ポケおり」での織りも少し進めていました。 糸は茶綿(繊維の色が元々茶色い綿)の糸や淡いベージュに染めた、 柔らかい風合いの糸です。 まだ寒さが厳しいことから自然とあたたかみを感じられる、 ふんわりした糸を選んでいました。 今回…

2作目の模様部分を通過。 ~織り~

若葉をイメージした淡い緑色の部分を織り進み、 再び黄色の変わり糸に変わり織り模様の部分を通り過ぎました。 緑の部分の半分辺りの左端にマチ針を打っていますが、 そのあたりが袋地に仕立てた時に底の部分になります。 そして、この後はもう少し地を織っ…

織りの続き ~織り~

ゆっくりですが2作目の織り地に取り掛かりました。 しばらくは無地の部分が続きますが、地模様が乱れないように 慎重に織り進めていきます。 マチ針を打った位置が作品に使う織り地の境目です。 作品はあらかじめ織り布に合った布小物の型紙を当てながら、 …