本棚
3作目に入り、少しの間はこれまでの作品と同じ糸で織っています。 織り模様を入れ込む段階で淡いピンク系統の糸を織り込んでいこうかと 思っています。 2本目に打っている待ち針は次の作品の出来上がり部分で、 待ち針の間の幅は縫い代になる予定です。 そし…
今日は文化の日ということで、関西の博物館や美術館といった文化施設では 無料で観覧できる展示があったり、入館出来たりする日となっています。 (有名な特別展などは対象外ですが、施設によっては常設展などを観たり 入館出来たりしました。) 少し前の話…
他の用事もあって織りの作業はここ数日ペースがゆっくりで変化が少ないので、 今回は織りにまつわる民話や伝説についてご紹介したいと思います。 ~はた織りが出てくるお話といえば。~ はた織りのお話というと、皆さんはどういった昔話が思い浮かぶでしょう…
だいぶヒノキの花粉症が減ってきたので目や鼻の症状は楽になってきましたが、 風がだいぶ強かったのでお風呂でしっかり洗い落としてさっぱりしました。 ~色糸で花をイメージ~ ある程度地の部分が織り進んだので、試し織りで織り込んだ淡い青緑色の糸と 白…
準備が出来た作品から仕立てを少しずつ進めていて、 それぞれに持ち手や口金を付ける前の段階になるように揃えていくようにしています。 そして仕立てがもう少し続くので、今回も染織関連の展示や図録について ご紹介したいと思います。 染織関連の展示の図…
表布や中布の裁断に続や持ち手を通販したりと 引き続き仕立ての準備が続いているので、 今回は印象的だった染織関連の展示の図録についてご紹介します。 染織関連の展示の図録 〇世界の織り機と織物 国立民族学博物館(大阪) 国内外の織り機や道具が一堂に…
~たて糸を切らないように・・・~ 今回のたて糸は張りがありつつも細くて切れやすいので、 切らないように慎重に捩っていきました。手で捩った糸を広げておいてから、よこ糸を織り込みました。 そして踏み木を踏み変えると自然とたて糸がさらに捩った状態に…
~筬通し~ 先日作った経糸の一つを筬に通していきます。 今回は糸よりも少し幅の広い隙間の筬を選びました。 糸量の計算していても、糸が通し終わる最後までは緊張します。 今回も無事に予定していた幅に通りました。 次は綜絖(そうこう)い通していきます…
今週末11/9(土)からはbe京都アンテナショップ 町家手作り百貨店が始まります。 今月は文化祭として、11/10(日)に木綿の糸紡ぎの実演をします。 今年は実演に加え、糸紡ぎや機織りに関わる本のなかで オススメの本や絵本を用意しています。 本や木綿のお話を…
今回は昔話以外の織りや染めが 話の中心になっている小説をご紹介します。 また新たに小説が見つかったら随時お知らせしたいと思います。 ●『からくりからくさ』 梨木香歩 作 新潮文庫 作者の梨木さんは新潮文庫夏の100冊などで いつも紹介されている『西の…
今月のアンテナショップで 「てづくりのための材料市」が開催されることを受けて、 今回は手芸が物語の中心になっている漫画を 紹介したいと思います。 ○『いとへん』宇仁田ゆみ 著 祥伝社 主人公の女子大生が町の仕立て屋さんで服を仕立ててもらったことか…
機織りが描かれる昔話や小説といえば 『鶴の恩返し』が有名ですが、 それ以外にも染織の場面が出てくるお話があるか探してみて出会った本です。 どちらも心温まるお話になっているので、 小さい子供さんにも楽しみながら 染めや織りに親しんで いただけると…
文庫や新書サイズで出版されている、 染織に関して参考になった本を再び御紹介したいと思います。 ●日本の色について ○『色の名前で読み解く日本史』 中江克己 著 青春新書 日本の色の名前が季節のイメージで分け、 その色にまつわる歴史と共に紹介されてい…
辞典や事典というと「勉強の時間に使うもの」 というイメージがありますが、 今回紹介したいのは一つのテーマに絞って作られた、 ビジュアルブックの様な辞典・事典です。 ●手芸に関する事典 ○『ガールズクラフト大事典』矢崎 順子 編 BNN新社 今女性達に…
木綿の糸紡ぎについての本はあまり多くないので、 探すのが難しかったです。 その中でも運よく出会った本がこちら。 ○『はじめての綿づくり』 大野泰雄・広田益久 編 木魂社 綿の栽培方法から染色、織りについて 触れられています。 育ちにくい時の原因を調…
今回は文庫本や新書の形態で 手仕事や工芸について紹介されている本をご紹介します。 最近は各地の伝統工芸や手仕事が見直されてきて様々なお店で出会えるようになってきました。 ●民藝と手仕事 ○『手仕事の日本』 柳 宗悦 著 岩波文庫 日本各地の手仕事を紹…
何気なく立ち寄った本屋さんや古本屋さん、 またブックカフェで手に取った本には不思議な縁の ようなものを感じてしまいます。 ここでは偶然出会った本の中で染めや織りの活動にとても影響を受けている本を挙げてみました。 ●綿や麻など、素材そのものについ…
ここでは、染めや織りについて私が参考になっている本を おすすめ出来ればと思います。 今回は専門的でありながらも手に取りやすい、 文庫や新書という形で出版されている本を お勧めしたいと思います。 ●日本の染織 ○『日本の色を染める』 吉岡幸雄 著 岩波…