ただいま製作中。
引き続き織りの作業をしているので、
今回は文様について少し触れたいと思います。
吉祥文様(縁起の良い文様)は昔から衣服の織り模様や染めの図柄として
好まれてきました。
吉祥文様というと鶴や亀、植物などの絵で描かれた文様のイメージがありましたが、
織り文様や刺し子などで表される幾何学的な文様にも深い意味が込められていました。
~幾何学的な吉祥文様~
例えば、麻の葉は成長が早く土地を綺麗にすることから
成長の願いや魔除けとして赤ちゃんの産着をはじめ、
様々な場面に使われてきました。
また青海波(せいかいは)という、扇形の模様がまさしく波のように
繋がっていく文様は穏やかな波の様に平安がずっと続くように、
との願いが込められています。
この文様は着物以外にも焼き物や建物の文様によく使われています。
そしてその他にも、長寿を願う「亀甲(きっこう)」、
はいからさんの着物で有名な「矢絣(やがすり)」、
丸が繋がって花のように見える「七宝(しっぽう)」などなど・・・
様々な願いを込めた文様があります。
健康や幸せへの願いは今も昔も同じなんだな、と
文様を伝えてきてくれた昔の人達に感謝の気持ちや親近感を感じました。
↑このブログが気に入って頂けましたら、
ポチッとお願いします。
また、ブログ村に参加しています。
こちらもよろしければポチッとお願いします。
手織り
にほんブログ村 ハンドメイド作家
にほんブログ村
にほんブログ村