今回は銀杏や菊などの秋の花や植物をイメージして
刈安で染めた、少し青みががかっている糸で作っています。
刈安は古代から染めに使われていて、
この染料で染められた反物があります。
この前観に行った、正倉院宝物が現代に再現された展示にも
刈安で染められた反物があり、印象に残っています。
実はこの反物の実際の宝物を正倉院展で観たことがあり、
カーキ色に近い色合いが気になっていたのを覚えています。
再現された方の色は鮮やかな黄色をしていたので、
やはり年月の間で色が変化したようで、
1300年以上の年月の長さを改めて感じました。
この糸と他の色を足して経糸を作っていきます。
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