お天気の合間を縫って水通しをし、織り布の水気が取れるまで
次の作品の機かけを始めました。
次は再び枇杷の葉で染めた、サーモンピンク系の糸単色でたて糸にしました。
設定した織り幅は20㎝で、私ががま口やポーチなどによく使うサイズです。
筬の目は櫛の様になっていて、糸が並んでいる順番通りに隙間に通して行きます。
神経を使う作業ですが、通しているうちに無心になれるので
好きな作業でもあります。
この作業が終わったら、乾いた織り布の仕立てを始めたいと思います。
~たて糸に使う糸のこと~
私がよくたて糸に使う糸は滑りが良くて2本の糸を撚り合わせている木綿糸です。
たて糸は織っている時にどうしても筬や綜絖にこすれて毛羽が立つので、
なるべく毛羽が立ちにくい糸を使うことが多いです。
(撚りが甘い糸やほつれやすい糸を使う際には、
糊(小麦粉や海藻などが原料の糊)を溶かした液に浸して糊付けをして
ほつれにくくします。織りあがったら糊を落とします。)
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