~枇杷の葉染め糸シリーズの締めはたて縞~
少し前に枇杷の葉染めの糸でまとめてたて糸を作っていたこともあり、
今回もこの糸でのシリーズで機にかけることにしました。
この色合いは黄色みのある糸やピンク系の色あいとも相性が良いので、
使い勝手が良くてまた染めたくなりました。
今回は縦縞模様にして、その縞を活かせるように織っていきたいと思います。
たて糸を筬(おさ)に通し始めたところです。
筬は布幅を保ちながらよこ糸を打ち込んだりする役割があり、
櫛の様な隙間・筬目(おさめ)にたて糸が順番に通っています。
この隙間の幅は色々な間隔のものがあり、
織り手や織物の産地それぞれでよく使う糸の太さに合わせて選びます。
この糸の場合は竹で出来た筬をよく使っています。
~来月のアンテナショップのこと~
毎年11月のアンテナショップでは作家さんが作品作りの実演や
ワークショップを開催しています。
私は11/13㈰に綿から糸になるまでの流れを実演いたします。
例年はスピンドルや糸車で糸を作る場面主に実演していましたが、
今年は綿と種を分ける、綿繰り(わたくり)という段階からご覧いただけたら、
と糸紡ぎ以前の工程も実演します。
糸になるまでの流れ
⓵綿繰り(わたくり)
綿と種をローラーで絞って分けます。
昔の洗濯機についていた脱水するためのローラーと似た感じで、
綿を挟んで向こう側に送りつつ種と分けていきます。
そうすると形の大きい種だけが手前に綺麗に残ります。
②綿打ち(わたうち)
種と分かれたばかりの綿を解してごみなども取り除きます。
弓はホームセンターで買った篠竹を蒸気で柔らかくして曲げて作りました。
③じんき(篠巻(しのまき)とも言われます)を作る
解した綿を繊維の向きを揃えてシート状にし、筒状に丸めます。
丸めた状態はさながら焼く前のきりたんぽの様です。
⓸糸紡ぎ
綿を撚りながら繋げて糸にしていきます。
私の場合は家のスペースの関係で組み立て式の糸車を使っています。
実演はアンテナショップの時間内でしていて、
特に時間は区切らずその時々の様子で様々な工程を実演しています。
お声掛け、ご覧いただけたら嬉しいです。(#^^#)
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