oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

黙々と筬通し&『千と千尋の神隠し』

 出来上がった経糸を筬(おさ)に糸の順番通りに通していきます。  経糸の数が合っていれば、織りたい布の幅通りにきっちり糸が通るはず…。 ドキドキしながら糸を通しています。  少し疲れたので晩御飯を食べて休憩していたら、テレビで古墳の事やはに丸くんが出ていて目が釘付けになりました。(はに丸君は、昔子供向けの番組で見ていて大好きな”はにわ”のキャラクターです。)  古代史も好きなので、気が付いたら古墳クッションが大、中、小3サイズ揃えていました。  そして、もう一つ楽しみにしていたのが『千と千尋の神隠し』。  映画館やDVDなどで見ているんですが、ジブリの映画はテレビで放送されたらいつも見ています。  中でも『千と千尋の神隠し』には染織に関わる場面が出て来るという面でも印象的な作品でした。  羊毛の糸紡ぎに使う糸車が、主人公の千たちと手仕事を重んじる銭婆(ぜにーば)との関わりを象徴するアイテムとして印象的に描かれていました。  そしてその背景に少し機織り機や繊維が映っています。  また、私は『かぐや姫の物語』も作品の中で昔の日本の糸紡ぎや機織りの場面が印象的に描かれていて、こちらもテレビで放送されたら良いのにな~と思っています。  お話の大筋は昔話と同じですが、なぜそもそもかぐや姫が月から来たのか、などの理由が 独自の解釈で描かれていて、場面場面にとても色々と深い意味が込められている作品だと見るたびに感じます。