昭和時代のビーズで作られたバッグ、まだお持ちでしょうか?
テレビのニュースで、大阪にあるみんぱく(国立民族学博物館)が昭和時代に作られたビーズのバッグを資料として保存したいという事で、捨てずに置いておいてほしいとの呼びかけをしていると聞きました。
昭和時代のビーズバッグはとても技術が高く、今ではなかなか再現できない物もあるといいます。
国産のものは日本刺繍のようにビーズを縫い付けていくので、とても丈夫でその面でも技術の高さがうかがえます。
我が家にも母の愛用していたビーズのがま口バッグがあり、今でもビーズが外れることなく形を保っていることから納得しました。
3,40年位前はハレの場からカジュアルなおでかけの場面まで総ビーズのバッグが大活躍していたそうです。
提供する、しないに関わらず、自分の知っている工芸品が資料としての価値が高いことが分かり、
驚くと同時に何だかうれしい気持ちになりました。
~資料の受け入れについて~
資料として受け入れられるかどうかは、そのバッグについて詳しい情報(バッグを買った場所、
時期、分かれば作り手など。)や写真などを見て判断してから、という事です。
自分の家にあるバッグが博物館でずっと保管、展示されるかもしれない。―
そう思うと、ちょっとドキドキします。