機織りについて説明したり、展示を見ているうえで良く出てくる言葉や用語。
はた織りをするようになって初めて耳にした言葉も数知れません。
そのなかでもはたおりをする上でキーワードとなる言葉をいくつかご紹介したいと思います。
○経糸(たていと)&緯糸(よこいと)
一般的な「縦」と「横」ではなく
緯度経度の字と同じ字で「たて」、「よこ」と読みます。
○筬(おさ)
緯糸を織り込むとき、布の幅を保ちながら水平に打ち込む道具で、
くしの目の様になっている隙間に決められた数の経糸を通します。
○綜絖(そうこう)
機織りの最も要の部分とも言えるかもしれません。
金属製、または強い糸で経糸を上下させます。
○先染め(さきぞめ)
布の状態になるまでの、糸の状態で色を染めた織物です。
○後染め(あとぞめ)
布としての形にしてから、後で色を染めた織物です。