oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

染め織りで使う言葉はむずかしい・・。染めと織りの用語集①

筬(おさ)

綜絖(そうこう)

 機織りについて説明したり、展示を見ているうえで良く出てくる言葉や用語。 はた織りをするようになって初めて耳にした言葉も数知れません。  そのなかでもはたおりをする上でキーワードとなる言葉をいくつかご紹介したいと思います。 ○経糸(たていと)&緯糸(よこいと)   一般的な「縦」と「横」ではなく 緯度経度の字と同じ字で「たて」、「よこ」と読みます。 ○筬(おさ)  緯糸を織り込むとき、布の幅を保ちながら水平に打ち込む道具で、  くしの目の様になっている隙間に決められた数の経糸を通します。 ○綜絖(そうこう)  機織りの最も要の部分とも言えるかもしれません。 金属製、または強い糸で経糸を上下させます。 ○先染め(さきぞめ) 布の状態になるまでの、糸の状態で色を染めた織物です。             ○後染め(あとぞめ) 布としての形にしてから、後で色を染めた織物です。