今回は織り地の色あいや変わり糸の風合いから秋の七草のひとつである
藤袴(ふじばかま)の花をイメージしました。
藤袴は夏から秋にかけて咲くキク科の花で、淡い紫色の小さな花が
集まって咲きます。
また、この藤袴は奈良時代より前からあり、万葉集にもこの藤袴を詠んだ歌も
残っていて、古代から秋を感じる花としてなじみ深いお花だったようです。
時代とともに数が減ってしまって最近はあまり見かけることが少ないですが、
真ん中の変わり糸の部分を藤袴の小さい花が集まって咲いている様子を
イメージしました。
また、アクセントとして花の模様のボタンを付けました。
ボタンは奈良のto moon さんの樹脂ボタンを使わせていただいています。
~織り地のこと~
今回の作品に使っている紫系の糸はどちらもログウッドという染料で
染めたものです。
染める液の濃さや回数を変えるなどして、2段階の色を染めています。
反対側は濃い色合いです。
また、中はモチーフにした藤袴に近い形のお花の模様を合わせました。
この作品も9月のアンテナショップ町家手作り百貨店に出品する予定です。
暑さが残る中にも秋の訪れを感じていただけたら、と思います。
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