たて糸は引き続き修正しては少し織るという作業が続いていますが、
織り終わりが見えて来てほんの少し峠を越えたような気がしています。
~麻糸のこと~
それでも修正に時間がかかることもあり、
今回は今織っている麻糸について触れたいと思います。
麻糸は通気性が良く、しわが出来る点はありますが夏になると
服やインテリアなどでよく見かけます。
私が今機にかけているのはラミー(苧麻:ちょま)という麻の繊維の一種です。
麻は大昔から日本人にとって身近な繊維で、神事に使われたり
棉が日本に伝わるまでは一般人は麻の服を多く着ていました。
現在は様々な麻の繊維の製品があり、
特にリネン(亜麻)の衣料は柔らかく涼しいので、お手頃に布が手に入った時に
夏向けの服を作ることもあります。
そこで今回は現在夏の衣類によく使われる麻糸について絞ってみました。
麻糸の簡単な分類と用途⓵衣類に使われる麻糸
苧麻(ちょま:ラミー):イラクサ科の多年草でアジアやブラジル、
フィリピンなどで栽培。
素材感
衣類にすると糸が太いためシャリ感や硬めの感じ。
独特の光沢があり、高級感もある。
糸の作り方や織り布の加工の仕方によって
とてもしなやかな着物や服が出来るので、
日本では昔から上質の麻の着物が作られてきた。
亜麻(あま:リネン):アマ科の一年草で主にフランスやベルギーなどの
涼しいヨーロッパの地域で栽培。
素材感
衣類にするとふんわりと柔らかいので肌辺りが良い。
タオルなどに使われることもあり光沢は抑えめ。
それぞれの麻糸に特徴があるので、使い道や好みで選んで麻素材の服を
楽しんでみてくださいね。
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