~古代の色彩について~
異国情緒が感じられる、彩り豊かな古代の衣装
藍
日本の色名を調べていると、
色の名前の中に染料の名前がそのまま色名になっている ものがある事に気づきました。
藍色(あいいろ)、茜色(あかねいろ)、
紅(くれない)、黄檗(きはだ)色・・等様々。
これらは日本で古代から使われていて、
なおかつ現代でも使われている現役の染料でもあります。
詳しい染め方や媒染剤、助剤などの種類は
時代によって変化しているものもありますが、
基本となる染料は昔から変わらず使われているので、
当時の人々の染めの技術の高さや
知識の深さに感動します。