今週の大河ドラマでは綿の栽培についての話だったそうです。
なかなかじっくりと見られなかったので、再放送を楽しみにしたいと思います。
ちなみにドラマのゆかりの地をする紹介コーナーでは愛知県の綿の神様を祭る天竹神社が紹介されていました。
愛知県は木綿が初めに伝わった伝説がある事から、木綿の栽培が盛んになりました。
そして今でも三河木綿、知多木綿、静岡の方でもドラマの舞台の浜松木綿など様々な地域で木綿製品が作られています。
大河ドラマなど大型の時代劇で染織・いとへん関連の場面が出てくると、嬉しいです。
最近の大河ドラマの中で染織に関わる場面があったことで思い出すのはやはり『八重の桜』でしょうか。
八重達が暮らしていた会津も会津木綿という木綿の織物の産地で、幼い頃の八重がお母さんたちの機織りの手伝いをしていた場面が丁寧に描かれていました。
また、『真田丸』でもネパールなどから伝わった「サナール」という織物を真田紐という幅の細い織物にアレンジして製品化する場面が印象的でした。
現代劇だと、以前一度だけ博多織の職人を目指す現代の女性のドラマを見たことがありました。
現代劇では織りをする登場人物の設定は難しそうですが、自然な流れで若い人が機織りに触れる機会が増えるといいなと思う今日この頃です。