場所によって極端な雨で大変なことになっています。
地盤が緩んでいるので、被害が出ないか心配です。
関西はとにかく蒸し暑く、晴れている時や曇りがちの時が交互にあって安定しませんでした。
そんな中どうにか2かせの糸を洗って干しましたが、今にも降りそうになったりしてハラハラしました。
~糸を洗う(この動作を精錬(せいれん)と呼びます。~
買ったばかりの糸には汚れや脂分が残っているので、石鹸などで焚いてきれいにします。
そして、お湯が冷めきらないうちに鍋から出してお水で洗い流します。
干した時間は少しの時間でしたが、日差しの強さで糸束がカラッと乾いていました。
糸を洗っていると、糸を染めた時にしっかりと、かつまんべんなく色が染まるので
大事な下準備のひとつです。
染めと色についての記事がいくつかに分かれているので、時代別にまとめてみました。
~古代・奈良時代~
悠久の時代を越え、今なお現役の植物染料たち
→http://oribiyori.petit.cc/muscat1b/2668296
~平安時代~
平安絵巻を彩る色彩の鍵は「重ねの色目」にあり。
→http://oribiyori.petit.cc/muscat1b/2669576
~鎌倉・室町・戦国時代~
武士の世の中になって衣装も様変わり ~小袖(こそで)と甲冑~
→http://oribiyori.petit.cc/muscat1b/2671988
~江戸時代~
「四十八茶百鼠」と裏勝り ~江戸時代の”粋”で”ロック”な着こなし~
→http://oribiyori.petit.cc/muscat1b/2672498
~幕末・明治以降~
黒船来航が変えたもの ~着物からズボン&ハイカラさんスタイルへ~
→http://oribiyori.petit.cc/muscat1b/2687373
色の名前も堅い響きのものから、生活になじみがあってイメージしやすい名前があったりして、
色見本を改めて見てみると面白かったです。