2018-10-10 正倉院宝物ゆかりの展示と世界の織物との出会い~天理参考館~ まちめぐり 天理参考館へ。 異国情緒あふれる品々 正倉院展が近づいてきました。 この日は正倉院展に関わりのある史料が 展示されているという事で、 天理大学の中にある 天理参考館を見学しました。 奈良国立博物館で毎年秋に開催される正倉院展では、 聖武天皇に 贈られた世界各地の工芸品も みどころになっています。 この展示では主に現在でのイランや イラクなどのペルシャ地域で栄えた、 ササーン朝ペルシャで作られていた工芸品を 見る事が出来ました。 特に白いガラスのお椀や 花びらのような金属のお皿、 また鳥の様な形をした水差しなど、 かつて正倉院展で見た事のある工芸品と 同じ時代の物が展示されていて驚きました。 また常設展では世界の考古学の史料や 世界と日本各地の 民具と織物や織り機も 見ることが出来、 地域ごとの生活様式や 織物の違いがよく分かりました。