～紫色は染めも色のイメージもミステリアス～
紫色というと私は紫陽花やラベンダー、
藤色、桔梗といった花をイメージします。
（食べ物では葡萄、茄子、ブルーベリーに
紫芋など・・・。
どれも美味しくて大好きです。(#^ ^#)）
色のイメージとしては様々なイメージがありますが、
全体的に神秘的なイメージがあります。
染色をする場合も染料が少なくて貴重だったり
手順が複雑だったりして難易度の高い色でもあります。
この作品の紫はログウッドという、
よく黒を染めるのに使われる染料で染めました。
薄くなるようにミョウバンで媒染をしたことで
こういった色合いになりました。
～色合わせの不思議～
今回の織り方はより緯糸の色合いが目立つので、
濃い色合いの糸を組み合わせると
より紫色が際立ちました。
そして模様部分が同系色のためか、
不思議な事にグレーの糸もより紫みが
増している様に見えて来ます。
模様部分によって色が薄いところも青紫がかっている様に見えます。
色の違う糸が交わることで
布の色味が変わったように見えるのは、
織りならではの色彩の見え方だな、と感じます。
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