oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

染めと糸巻き。

しっかり水を含ませます。

染色中。

 はやいもので、あっという間に12月になりました。 急に寒くなって天気が心配ではありますが、思いきって染めをすることにしました。  今回は「こがねばな」という、黄色を染める染料を使います。 まずは染めたい糸を水に浸して、まんべんなく染まるようにしておきます。  そして、染料を数回小さい鍋で炊きだして、その染液を濾して足して行きます。  この時期はガスやお湯の蒸気で台所が暖かくなって、 ちょっと嬉しくなります。  そして、香りがお届けできないのが残念ですが、 植物染料は煮出していると植物それぞれの良い香りがしています。  こがねばなもハーブティーの様な、良い香りがしてきました。  特に、チョウジやウコンなど食材にも使われている染料は、 その蒸気を浴びているだけでも何だか体に良さそうな感じがしてきます。♪    染めの一回目は糸を染めてから一晩かけて冷まします。 とうのも、冷めていく間に染料が糸に入っていくようです。 (おでんなどの煮物料理に御出汁が染み込んでいく、という感じでしょうか。)    そして、ひと通り染めを終えたので、小物作りや糸巻きを再開しました。