ようやくお天気が続きそうな感じなので、枇杷の葉での染めをすることに
しました。
今回染める糸は混紡糸(こんぼうし)と呼ばれ、
異なる素材を撚り合わせた糸です。
一般的には合成繊維や再生繊維と天然繊維を合わせた糸が多いようですが、
木綿と麻を合わせた糸があったので買ってみました。
それぞれの素材への染まり具合も変わるため、
自然と色の濃さの異なる表情のある糸になりそうで楽しみにしてます。
~染めの手順~
ここからはざっくりとですが糸を染める流れについて書いていきたいと思います。
⓵煮出し
染料を数回に分けて煮出して大きな鍋に濾して合わせて染液を作ります。
今回は3回煮だして染液を作りました。
枇杷の葉は薬用のお茶やお灸などに使われることもあり、
煮出している間は体に良さそうな良い香りがしていて、
染液というよりハーブティーの様な色合いです。
②媒染(ばいせん)1回目から染め
しっかりと色を出したかったのもあり、
染液に浸ける前にミョウバンを溶かしたぬるま湯に糸をしばらく浸け、
色を染まりやすい状態にしてから染めました。
染める前に金属成分を含む助剤に触れさせるとしっかり染まるので、
濃く染めたい場合や糸に対して染料が少ない場合も無駄なく染められる気がします。
糸を繰りながらゆっくりと糸を入れて焚きながら染めていきます。
③2回目の媒染と染め
糸がある程度冷めるのを待ってから2回目の媒染をし、
再び染めました。
2回目の媒染中。色づいてはいるものの、まだ薄い感じです。
2回目の染色をします。
さらに色付けをしていきます。
今日の染めの作業はここまでにして、一晩かけてじっくり色を
しみ込ませていきたいと思います。
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