oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

染料としての植物と花言葉🌻2

 今回は染料としての植物に付いた花言葉についての続きです。

 

〇な行

白膠木(ぬるで):信仰、知的、壮麗

 ぬるでの木にアブラムシが作った虫こぶを染料として使います。

虫こぶの出来た部分が幹の何倍も膨れるところから、

染料としては「五倍子(ごばいし)」という名前で販売されています。

 

〇は行

枇杷びわ):「治癒」「温和」「静かな思い」

主に葉の部分を染料として使います。

  

紅花(べにばな):「化粧」「装い」「包容力」

花弁が染料になります。

〇や行

山桃(やまもも。別名楊梅(ようばい)とも):「教訓」「一途」

樹皮が染料になります。

 

よもぎ):「幸福」「平和」「平穏」

葉が染料になり、採集する季節や生葉か乾燥葉かなどの状態により

染まる色合いが変わってきます。

 

〇ら行

ローズマリー:「思い出」「変わらぬ思い」

根や茎を染料として使いました。

 

 ~繊維が糸として使われる植物~

  そして糸になる植物の花言葉についても知りたくなり、調べてみました。

繊維になる植物には人々の生活を支えてきたからか、

それぞれの素材を称えた花言葉が多いように感じました。

(あさ):「運命」「宿命」「必需品」

茎の硬い表皮を剥いで柔らかくして糸にします。

 

(しな。科とも。):「夫婦愛」

科の木の樹皮を剥いで細かくし、糸にします。

 

(わた):「偉大」「崇高」「優秀」「有益」

種を包む繊維をほぐして糸にします。

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棉の実

まとめ

 日本や欧米の生活に近い植物ほど花言葉もたくさんあり、

花言葉と植物の特徴がイメージ通りだったり、

また反対に意外な言葉だったりと調べてみると興味深かったです。

 

 

 参考:『想いを贈る花言葉』ナツメ社、

花言葉と誕生花についての解説サイト、コトバンクウィキペディア

 

 

  

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