今回は染料としての植物に付いた花言葉についての続きです。
〇な行
白膠木(ぬるで):信仰、知的、壮麗
ぬるでの木にアブラムシが作った虫こぶを染料として使います。
虫こぶの出来た部分が幹の何倍も膨れるところから、
染料としては「五倍子(ごばいし)」という名前で販売されています。
〇は行
主に葉の部分を染料として使います。
紅花(べにばな):「化粧」「装い」「包容力」
花弁が染料になります。
〇や行
山桃(やまもも。別名楊梅(ようばい)とも):「教訓」「一途」
樹皮が染料になります。
蓬(よもぎ):「幸福」「平和」「平穏」
葉が染料になり、採集する季節や生葉か乾燥葉かなどの状態により
染まる色合いが変わってきます。
〇ら行
ローズマリー:「思い出」「変わらぬ思い」
根や茎を染料として使いました。
~繊維が糸として使われる植物~
そして糸になる植物の花言葉についても知りたくなり、調べてみました。
繊維になる植物には人々の生活を支えてきたからか、
それぞれの素材を称えた花言葉が多いように感じました。
麻(あさ):「運命」「宿命」「必需品」
茎の硬い表皮を剥いで柔らかくして糸にします。
榀(しな。科とも。):「夫婦愛」
科の木の樹皮を剥いで細かくし、糸にします。
棉(わた):「偉大」「崇高」「優秀」「有益」
種を包む繊維をほぐして糸にします。
棉の実
まとめ
日本や欧米の生活に近い植物ほど花言葉もたくさんあり、
花言葉と植物の特徴がイメージ通りだったり、
また反対に意外な言葉だったりと調べてみると興味深かったです。
参考:『想いを贈る花言葉』ナツメ社、
花言葉と誕生花についての解説サイト、コトバンク、ウィキペディア等
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