oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

実際に織って色合いをチェック。 ~機かけ、織り~

 今日はずっと雨でひんやりした日でした。

気温差に体調を崩さないようにしたいですね。

 

 

 さて、作品作りについては経糸が織り機にかかり、

織る段階まで進みました。

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 試し織りをする際、経糸がちゃんと織り機にかかっているかを確認するのに加え、

地模様に使う糸と模様部分に使う予定の糸の相性やバランスも確かめます。

 

 織物で表れる色合いは、経糸緯糸の色が違う場合特に

実際に糸を織り込んだ時になって分かることが多いです。

 

 以前はっきりしすぎた糸を落ち着いた色の経糸に織り込んだ際、

中和されたように色合いがマイルドに見えるようになり

驚いたことがありました。

 

 こういった時の様に、経糸緯糸の色を変えて出る色合いは

織色(おりいろ)といわれ、

 

織り糸の色の組合わせでも季節の自然を表すことが

あったようです。

平安時代十二単の様に着物を色別に染めて組み合わせていた

重ねの色目襲の色目とも。)のイメージが強いですが、

織物にも重ねの色目が用いられ、

組み合わせた色に名前が付いていました。)

 

 元々の糸の色に加え、糸が合わさったことでまた違った色合いが

生まれるのは不思議で奥深いな、と実感します。
  

 
 

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