だんだん緊急事態宣言が緩和される所が出てきて、
再開するお店も増えてきました。
関西では大阪や京都などの街ではまだ宣言が発令中で
まだまだ危機感が残りますが、
それでも少しずつ日常が戻ってきているようでホッとします。
~タイアップで織り方が変化。~
今日は家の所用で作品作りはお休みだったので、
作品作りにおいて欠かせない、織りの組織図について
少しお話したいと思います。
タイアップというのは経糸を上下させる綜絖(そうこう)と、
その綜絖を実際に動かす踏み木との繋がりのことを言います。
高機(たかばた)は踏み木を踏んだりすることで、
ろくろや(機の形式によってはレバーなど)が動いて
綜絖が上下します。
この綜絖が4枚以上ある場合、織り方によって
それぞれの綜絖がどの踏み木と繋がって上下するかが
変わってきます。
この組み合わせはとても複雑で、その組み合わせを示した
タイアップ図(私は言い易さから「組織図」とも言っています。)
織り方はこれまで学んだ伝統的な織り方が中心で、
作業をする際にとても重要になってきます。
それもあって、いつでも確認できるように、と
携帯できる様なタイアップ図ノートを作りました。
これまで学んだタイアップの図をまとめています。
コンパクトでカンが付け替えが簡単なので、
どんな作業する際にもすぐ確認出来て便利です。🎵
綜絖の下にあるコードで踏み木と連結させています。
織り機によって綜絖と踏み木の組み合わせが変わるので、
初めて知った伝統模様が違う機での設定だった場合もあります。
そういった時は 自分の織り機の設定に合わせて
踏み木を繋いだりすることもあります。
複雑な伝統模様が織れた時は難しいパズルが解けた時の様な
感動があります。
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