今月のアンテナショップでは伝統的な七夕飾りづくりが体験
出来るということで、私も体験してみました。
会場では久しぶりにお会いできた作家さんの方々とお話が出来て
嬉しかったです。
七夕は織姫が機織りに深い関りがあることもあり、
五色の糸や短冊を飾って裁縫や学芸の上達を祈る行事という
イメージがあります。
~七夕と梶の葉~
平安時代では梶の葉に願い事を書いて短冊の様に笹に飾ったり、
また特に京都では織姫と彦星に向けて願い事を書いて
川に流す行事(企画では川に見立てた水盤に葉を浮かべます。)
があり、梶の葉は七夕と深い関りがある事を知った時は
驚きました。
梶は神前に供物を備えるための器として元々神聖な植物とされ、
願い事や和歌を葉に書いて飾ることで天の川を渡って
織姫と彦星に届くように、などの願いが込められるようになった
ようです。
その後に紙が多く作られて身近になったからか、
五色の色紙に願い事を書くようになりました。
この五色というのも、かつて土や水、火などを色で表した
陰陽五行説(赤、青、黄、白、黒(紫))からきていて、
今では風水などでよく耳にするかもしれません。
笹に梶の葉をしっかり括り付けます。
願い事を書いた面を隠すように色紙をセットしたところです。
七夕のしつらいです。
お花と色とりどりの糸から七夕らしさを感じられます。
こういった行事に参加することで、日本の歴史の奥深さを再発見できました。
アンテナショップに合わせ、伝統行事も楽しんでいただけたら、
と思います。
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