be京都さまに納めました。
~重陽の節句のこと~
重陽の節句(ちょうようのせっく)は桃の節句や端午の節句といった五節句のひとつで、別名菊の節句ともいわれます。
主に長寿などに効くとされた菊の花にまつわる行事です。
現代は収穫に関するお祭りや敬老の日などの行事が多く、
見かけることが少なくなっているようです。
その行事のひとつとして平安時代に貴族を中心に
菊の被せ綿(きせわた)という行事が行われていました。
菊の花に真綿(絹の繊維)を9/9の節句の前の晩に被せ、
次の朝に菊の薬効成分を含んだ真綿で顔などをぬぐうことで
長寿と美を願いました。
現代でいう、アンチエイジングの一種かもしれないと思うと、
当時の女性たちに親近感が湧きました。
お花の先生がお花を活けて菊の被せ綿を展示してくださいます。
色のついた真綿は黄色が梔子、ピンク系がインド茜で染めています。
始めにすべての真綿を洗い、色が染まりやすくしてから
それぞれの色に分けて染めます。
どちらも染料の量を控えめにしたり、
特に茜は他の物を染めたりして染液の濃さを調整して染め、
その染まり具合を見ながら少しずつ染め重ねました。
~展示の期間について~
9/6~(日)11㈮ 9:00~21:00(9月6日のみ午後5時まで)
※ 日時を訂正いたしました。
9/ 12~16 11:00~17:00
be京都
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