予定した位置まで来たところで、ススキが一面に広がる丘の風景を
イメージして織り始めました。
変わり糸は花木綿という、ところどころに柔らかい節のある糸で
キハダで染めた糸。
そして茶色はそのススキの枝の部分に見立て、
茶綿を手紡ぎした糸を使いました。
折り返し地点を過ぎたら夜空の部分に戻ります。
~茶綿や色のある棉のこと~
ちなみに茶綿(ちゃわた)は染色した綿ではなく、
実から出た状態から既に繊維が茶色い品種の綿です。
繊維自体が茶色いので、紡ぐとわずかに色が濃くなって深い味わい糸が出来ます。
他にも緑色の綿などがありますがこの色のある綿は遺伝子が弱いのか、
白い綿が近くにあると影響を強く受けたのか、色が薄まった綿になりました。
(昔白い綿が出来る木と少し距離を離して茶綿を育てたことがありますが、
虫や鳥を介して花粉が混ざったのか、茶色の色が薄まった綿が出来ました。
色あいとしては写真に写っている茶色の糸よりさらに白に近い感じでした。
植物って本当に不思議です・・・。
しっかりと色の付いたワタを育てたい時は、その年は色の付いた種だけを蒔いた方が
良さそうです。)
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