いったん用事が落ち着いたので少しずつ糸紡ぎの実演のための準備を始めました。
今回は種を取った綿をほぐし、棒状に丸めて糸を紡ぐ下準備をしました。
綿の感触は年ごとや品種によって微妙に違い、はじめは昨年の綿をほぐしました。
~綿打ち(わたうち):綿をほぐす~
綿は種と分けた時は繊維が固まっていたりするので、
弓で弾いたりして繊維を満遍なくほぐします。
そして解して弓についた綿を向きを揃えて升などに並べ、シート状に拡げて
巻き寿司のように巻いていきます。
(はじめは横向きに繊維を並べていますが、棒に巻く時は綿の向きを
縦向きに変えます。)
そうして巻いた綿の端から糸車で撚りをかけながら紡ぎ出して行きます。
端はふんわり、まんなかはしっかりめに巻いていきます。
この綿の状態は「篠巻き(しのまき)」や「じんき(漢字は不明)」
と呼ばれています。
実演ではこの篠巻を糸車で紡いでいきます。
糸車(チャルカ)
私の使う糸車です。インドの糸車でチャルカと言って部品等を取り外しして
箱の中に収められるので、持ち運びがしやすいです。
実演は11月12日㈰で、棉と種を分ける段階から糸にする段階までを実演します。
当日はアンテナショップの開催時間(11:00~17:00)の間に
綿や糸や織物についてお話をしながらのんびりと実演しています。
特に工程によって時間を分けているわけではないので、
気になった作業がありましたらぜひお声をおかけください。
作品も展示販売していますので、こちらもぜひご覧ください。
秋冬は自分で紡いだ糸を染めて織り込んだ作品もありますよ。(^^)/
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