いよいよパリでのオリンピックが始まりましたね。
郊外で事件があったので無事に開催できるか心配していましたが、
無事に開会式や大会が開催されているようで良かったです。
選手の皆さんが無事に力を発揮出来るように願うばかりです。
～秋に向けた作品の経糸（たていと）作り～
作品作りでは秋に向けて茜で染めた糸でたて糸を作ろうと糸枠を並べ、
糸を束ねて杭にかけていきました。
織物でたて糸を作ることを「たて糸を整える」という意味で
「整経」（せいけい）と呼んでいます。
あまり耳慣れない言葉ではありますが、
織りのはじめの工程として大事な段階となります。
整経をするための道具は整経台と言って、
杭がたくさん並んでいてその杭に必要な長さになる様に
糸を束ねてかけていきます。
今回は大きい作品を作りたいと思い、糸を多くかけていきました。
たくさんのたて糸を作るとそれだけ幅の広い、大きな布を織ることが出来ます。
大きな布であれば大きな作品から小さな作品まで作ることが出来るので、
たて糸の分量に余裕がある時はなるべく大きい作品を作りたいと思っています。
そして、経糸が出来たら鎖編みにして重さを量り、
機にかけるまで置いておきます。
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