厳しい暑さがまだ続くものの、気分だけでも秋冬らしさを感じたくて
黄色から茶色系統のグラデーションの糸で縞模様のたて糸を作りました。
今回の縞はキハダ(クリーム色)、オリーブ(ベージュ色)、あせん(茶色)で
染めた糸を使いました。
糸がクロスの形になっている部分はあぜ、または綾(あや)といい、
糸が一本ずつ互い違いに並んでいて、この部分でたて糸の並びが分かり、
その後の機かけの作業に関わってきます。
また、糸束が分かれているのは一束を杭に掛けた回数で出来たたて糸をを数えるために、
キリの良い数の束でまとめている場面です。
確認したらひとまとめにして、必要な本数分のたて糸の束を数えながら
杭にかけていきます。
糸の張り具合を整えながらたて糸を作って行くことから、
この工程は整経(せいけい)と言われています。
緊張はしますが、機織りのはじめの一歩という感じでいつもワクワクします。
この後ももう少し整経をしつつ、先に出来たたて糸を
機かけしていきたいと思います。
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