oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

【新作】秋色ミニマット2種と出来始めた棉の実

~iichiに作品を追加しました。~ 先日織りあがった織り布が乾き、ミニマットに仕立てました。 今回は布にボリュームがあるので、一重にして両端を縫い込む形にしています。 サイズは約13㎝四方で少し大きめのコースターといった感じです。 それぞれ花瓶敷き…

カード織りでマスクグッズ

長い時間マスクを着けていることで 耳の後ろ側の痒みや痛みが少しでも和らいだらな、 と思いマスクの紐にかけるフックをカード織りの紐で 作ってみました。 カード織りはカードに糸を通して織る織り方で、 紐やベルトが作れます。 ~マスクの形も多種多様~ …

織り終わってひと安心。~織り~

しばらく杉綾織りで織っていたところ、 思い立って菱形を織ってみることにしました。 今回の菱形は小さめで菱形が繋がって続いていく、 不思議な模様になりました。 緯糸を織り込む順番でも違った印象の織物になるので、 綾織りは改めて面白いなと感じました…

重陽の節句に向けて

来月に行われる節句である重陽の節句で使用される真綿を be京都さまに納めました。 ~重陽の節句のこと~ 重陽の節句(ちょうようのせっく)は桃の節句や端午の節句といった五節句のひとつで、別名菊の節句ともいわれます。 主に長寿などに効くとされた菊の…

一段一段慎重に・・・。

織っているうちにどうしても緯糸を引っ張り気味に 織り込むことで両端が狭まってしまったり、 逆に緯糸が緩すぎたりと布端が揃わないことがことがあります。 なるべく布端がキツキツにならないよう、 布幅を確認しながら織っていきます。 ようやく2枚目の半…

織り模様の印象はよこ糸次第?

今日は夕方からものすごい雨が降り、 急いで洗濯物を取り込んだり雨が吹き込みそうな窓を閉めたりと、 急な雨に焦りました。 ~地模様を織りだす~ 今回はコースターやマットといった敷きものにしようと、 よこ糸に太い糸を使い厚みを持たせるようにしていま…

スムーズに機にかかってひと安心。

綜絖(そうこう)に糸を通し終り、 経糸の両端を織り機に設置している棒に結び付けていくと 織れるようになります。 (前の作品と織り方が変わる場合は綜絖と繋がっている踏み木の設定も変えます。) 作品を織る前には設定どおりに経糸がちゃんと動くかのチ…

変わり織りの機かけは声出し確認がミソ?

筬に経糸を通したたら、次は綜絖(そうこう)という、 経糸を上下させる部品に織りたい布の模様になるように通して行きます。 私の機で使う綜絖は金属製で、中央に糸が通る穴が開いています。 この 穴に一本ずつ筬で並んでいる順番通りに経糸を通して行きま…

【新作】ケーキモチーフのピアス ~モンブラン~

~耳元でケーキがゆれる?モンブランのピアス~ 今回の作品もケーキをモチーフしていますが、 ケーキのサイズを小さくしてピアス(イヤリングへも変更可)にしました。 そしてモンブランのクリーム部分は実際に栗の毬(いが)で染めた糸で 織り込んでいます…

次回作の機かけの準備開始。~筬通し(おさとおし)~

秋に向けた作品作りとして、今回は濃く染めた茶色の糸を たて糸にしています。 この色は麻糸を車輪梅という染料で染めました。 この車輪梅は大島紬の特徴的な色合いである黒褐色を染めるために 使われています。 麻糸を染めると張りのある糸の特性も相まって…