秋に向けた作品作りとして、今回は濃く染めた茶色の糸を
たて糸にしています。
この色は麻糸を車輪梅という染料で染めました。
この車輪梅は大島紬の特徴的な色合いである黒褐色を染めるために
使われています。
麻糸を染めると張りのある糸の特性も相まって渋い茶褐色に
染まりました。
この色合いが秋の落ち着いた雰囲気に合いそうな気がして、
同系色の糸を合わせて織ってみることにしました。
櫛の目になった隙間に経糸を通して行きます。
ちなみに筬に糸を通す動作のことも、この工程に使う道具(筬に置いてある薄い金属の板)の名前も同じ「筬通し」と呼んでいます。
ちょっとややこしいですが、織物の幅や密度が決まってくるので
大事な工程でもあります。
地味ではありますが、結構好きな工程です。
~iichiのお知らせ~
また、iichiに作品を追加しました。
秋には少しでもコロナが収まっていることを願って、
紅葉狩りなどのお出かけにぴったりの
木々が紅葉していく様子をイメージしたがま口を載せました。
作品の紹介ページです。
https://www.iichi.com/listing/item/1895520
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