黄色を染める染料は多く、染める方法も易しいことから、大昔から使われてきているものも多くあります。
例えば栗きんとんの色付けに使われるクチナシや
カレーに欠かせないターメリック(うこん)といったものや身のまわりのお花や草。
対してきはだ、エンジュ、
刈安(かりやす)など染料として
専門的なお店で見かけることが多いものまで
たくさんあります。
そして染めた糸を並べてみると、
あるものは青みがかった黄色、 またあるものは
オレンジがかった黄色などなど・・色味も実に様々です。
また、昔色の持つ効果や意味合いについての講演を
聴いた時、 黄色のイメージはポジティブな面では
「明るさ」や「楽しさ」などの意味がある事を知りました。
確かにきれいな黄色の花などをを見ると、
心なしか明るい気分になって来ます。
その経験から、色の持つ効果を作品の色合いにも
活かせて行けたら、 とも思う様になりました。