oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

簡単な機で変わり織りに挑戦1 つづれ織りとノッティング

つづれ織り

織り目のアップ

 
 
 最近は簡単な仕掛けの織り機を
気軽に手に出来るようになってきました。
 
 少しでも機織りに触れるきっかけになったら嬉しいなと思います。
 私もいくつか買ったこともあり、
その機で変わり織りの復習や試作をしてみたらと思いつき、 手が空いた時に少しづつ取り組んでいます。
 
 まずは、綴れ織り。(つづれおり)
綴れ織りは図面にそって沢山の緯糸を織り込むことで
模様を表し、 経糸は隠れてほとんど見えなくなります。
 
   写真では2色だけで織っていますが、
西陣織の様に柄によってとてもたくさんの色々を使うと 写真や絵画の様に複雑な模様を織り出す事も出来ます。
 金糸や銀糸を織り込むことでさらに豪華になります。
 
 

今度はノッティング。

緯糸とはまた別の糸を使います。

 
 そして今度はノッティング。
この織り方はとても久しぶりで、本やノートを見ながら
取り組んでいます。
マットやじゅうたんでよく見る織り方で、
まず模様になる糸をひと目づつ経糸に絡ませて行きます。
 
 そして一段づつ緯糸で模様の糸を
押さえるように織り込み、そしてまた模様の糸を
織り込んでいきます。
 模様の目はクロスステッチの目を
イメージしていただくと良いかもしれまん。
 
 模様に使う糸の方は羊毛や、木綿でも撚り合せて
太くなった糸を使うとボリュームがでて、
触り心地の良いマットになります。
 
 そして、織り上がった最後に模様糸の毛足の長さを
切りそろえます。
 どちらも織りだすと止まらなくなるので、
織る段数を決めてゆっくり織り進めています。
 
 絨毯やマットはトルコの絨毯など
外国の製品というイメージが強いですが、
日本でも緞通(だんつう)として、
いくつかの場所で生産されています。
 
  最近は日本製の緞通についての記事や
テレビ番組で紹介されているのを
よく見かけるようになってきました。
 ぜひ一度製品を直接見てみたいと思っています。