前回染めた糸を洗って干してみると、お昼過ぎには乾き、
柔らかいオレンジ色になりました。
夕方近くに撮ったので、陽射しの色合いの関係で
実際より黄色っぽい色合いになっています。
~染液を無駄なく。~
染液はというと、まだ色素がありそうなので撚りの甘い木綿糸を
染めることにしました。
一度他の物を染めた後の染液は場合によっては染まり方が弱いこともありますが、
そのまま液を捨ててしまうには忍びなく感じます。
それもあって染液がまだ染められそうな濃さの場合は、
同系色の糸の組合せとしてのひとつとして使ったり、
重ね染めの下染めとして染めておくことがあります。
(重ね染めはあらかじめ染色した糸を違うタイミングで別の色を染めることで、
複雑で繊細な色に染めることが出来ます。
例としては黄色の糸を藍染めすると緑系になったり、
黄色の糸を後で茜で染めてオレンジ色になるといった具合です。)
染める手順ははじめの染めの時と同じで、
染める前にあらかじめ助剤を入れたお湯に染まりやすくておいて、
それから染め、媒染(ばいせん)、染めを繰り返しました。
糸は少しでも色が染まって欲しいことから、
二回目の染めの後一晩おいて様子を見てみることにしました。
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