珍しい染料 1 ～紅木紫檀～

　染料店で液体状の染料として

販売されていた、紅木紫檀（こうきしたん）

という染料で木綿の糸を染めてみました。

 

　紅木紫檀は家具や楽器などに使われることが

多いという事ですが、近年は数が少なくなり

希少な材料となってしまったようです。

 

 　写真は同じ木綿の糸ですが、

撚り方や木綿の種類などで同じように染めても

染まり方が違ってくるので不思議です。

 

　今回の織り地には右側の糸を使いました。

　（色が薄い方は紅花で染めた糸です。）

 

染料は液体だったので、必要な量を量り染めました。

染め方にもよりますが、明るい赤紫色から

渋い色合いの赤紫に染まりました。