いよいよ経糸づくりです。
まずはじめに赤とオレンジ系等の濃淡で縞模様にしました。
ひと柄を単位にして、数を間違えない様に
整経台(せいけいだい。経糸を作る道具です。)
の杭に必要な数の糸をかけていき、経糸を作ります。
計算と合っているか、こまめに数を数えます。
真ん中の糸が交わっている所は「あぜ」、
または綾(あや)と言い、糸の並び方が分かり、
機にかける作業での命綱です。
このあぜが無くなってしまうと、
糸や模様の順番がバラバラになって
作業がしにくくなります。
(昔細かい縞模様を作っていた時に
何かの拍子で畔がバラバラになってしまって
えらい(大変な)事になりました・・・(-_-;)。)
そして続けていくつかの経糸を作りました。
緯糸で模様を出すので、無地にしました。
間のオレンジが織り模様で浮き出ます。