少しずつ先日から取り掛かっていた作品が仕上がってきました。
はじめはA4サイズのファイルがすっぽり入る手さげバッグです。
茜染め(ピンク)とブラジルボク(赤紫)のツートンで
菱形の織り模様が全体的に入っています。
アクセントとしてひと模様分を浮き上がるようにしています。
表が明るい色なので、内布は深い色にしています。
縦横共にゆとりがあるので、バインダーも薄いものなら
入れることが出来ます。
秋か次の春ごろにおりを見て出展したいと思います。
~一本一本慎重に・・・。~
筬に通ったたて糸を今度は綜絖(そうこう)に
通して行きます。
(人によって機かけの工程の順番は違いますが、
私の場合は筬に通してから綜絖に通し、
たて糸を結び付けるという流れで進めます。)
今回は複雑な織り模様なので、
ひと模様ずつ声出し確認をしながら慎重に通して行きます。
この声出し確認は出かける前のガスや電気のチェックで
よくしますが、かなり効果的です。
ひと模様のなかのさらに細かい区切りごとにチェックして
まとめていきます。
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