今回は梅雨時に花を咲かせる立葵の色あいをイメージしたがまぐちです。
鮮やかなピンク系の地に枇杷の葉で染めた少し色味の異なる糸を織り込みました。
(ちなみにたて糸や底部分近くの赤い模様部分は茜で染めた糸です。)
見る角度によって色の見え方も雰囲気が変わってきます。
反対側は少し織り方を変えています。
裏布は濃い色合いで引き締めました。
立葵(たちあおい)は梅雨時に真っすぐ茎を伸ばして下から上に向かって
次々と花を咲かせていく様子から、「豊かな実り」や
「気高く威厳に満ちた美」といった力強さを感じる花言葉が多く付いています。
梅雨の蒸し暑さに参って何となく元気が出にくい時期ですが、
花言葉を知って改めてお花を見ると「しっかりしぃや(しっかりしなさい)」と
力強く励まされているように感じました。
「夏の暑さにも負けず」しなやかに夏を乗り越えたい、
そんな時におすすめの一品です。
今度の小物展にも出せたら、と思っています。
開催まであと少しです。
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